お盆休みでワイキキにも多くの日本人旅行者を見かけるが、ゴールデンウィークのような予想外に少ないと言う状況にならなくて本当に良かった。
さて今週も「LOST」ツアー。
ワイキキも良いお天気で、北のマノアヴァレーも雨雲は見えなかった。
アラワイ運河の横を走って、最初に差し上げた「ワイキキ『LOST』マップ」の撮影地点を説明しながらカラカウア通りを右折して、プナホウSt.では「セントラル・ユニオンチャーチ」や「プナホウ学園」の解説をして、マノアの住宅街に入る。
「パラダイス・パーク」のパーキングのアテンダント達とはもうすっかり顔見知りで、最初に料金を払うと後で領収書を車の窓の隙間から入れて置いてくれる。
ハリケーンの影響か風が強く、ジャングルが音を立てて揺れていた。
マノアトレイルのゲートのすぐ内側でバニアンツリーについて説明。

その後トレイルの入り口の前まで行って「LOST」ポイントの説明。
ここで折り返してパーキングに戻り、「パラダイスパーク」のロケ地を解説。
イエロージンジャーがたくさん咲いていて、いい匂いが漂っていた。

ハワイ大学の前を通って、キングSt.からH-1フリーウェイに乗り、カハラで降りて、「ハーリーの豪邸」の前を通ると、敷地の中に車が一台止まっていて、人が歩いているのが見えた。
この家は普通にプライベートで人が住んでいるらしいと言う事は知っていたが、その住人を見た事は無かった。
どんな人なのかちょっと興味があったのだが、よく見ると止めてある車はメイドサービスの会社の物で、歩いていた人も掃除のオジサンだった。
ピンクのハイビスカスの咲き乱れる、ワイアラエCCの横を通ってカラニアナオレ・ハイウェイに出る。
ハナウマ湾を過ぎてラナイルックアウトが見えてくると、海は少し荒れていた。

これじゃデズモンドのボートも置いておけないかな?
マカプウ岬ではアザーズのキャンプや、ハーリーの幻覚、ソーヤーとベンが歩いた事を説明して、ウィンドワードサイドに回る。
こちら側も雨の心配は無さそう。
ワイマナロでロケをした、ジャックがタイランドに行くシーンも日本で放送されたようで、タイムリー。
相変わらずカネオヘ湾は赤茶色に濁っているが、ワイアホレ・ビーチパークに車を止めて、ワイカネ桟橋とクアロア山を遠くに見て写真撮影。

右手にチャイナマンズハットも写っているが、ここもシーズン3で再び登場するので、軽くネタバレ話。
クアロアパークでジュースを飲んで休憩して、カーアヴァヴァレーを見に行く。
でもやっぱりここはヴァレーよりカネネルビーチの美しさに目が行ってしまう。

その後は「ライエ・イン」や「カフク・ホスピタル」などの解説をして、ノースショアに回ると、昨日は一時収まる方向だった藪火事がまた大きくなって広がっているのが見えた。
パパイロアビーチに歩いていくと、ワイアナエ山脈が煙ですっかり霞んで見えた。

しかし今日も暑い砂の上を歩きながら、ウミガメが泳いでるのを横目で見て、サバイバー達のキャンプ地の前まで来ると、先週からまた様子が変わって、セットの組み立てが大分進んでいた。
これはサイードのテント。

こっちはハーリーのテントかな?

まだ骨組みだけしかないテントもあった。
左端はサンとジンのテントじゃないかな?

そしてソーヤのテントも元に近づいてきた。

窓から内部を覗き込むように写真を撮ってきた。

英語のも含めて、「LOST」関係のサイトは色々見ているのだが、このキャンプのテントの配置と登場人物の相関図はまだ見た事が無い。
ドラマをもっと繰り返し見て、自分で探していかないと駄目なのかもしれない。
汗をかいた後はハレイワでランチタイム。
「マッキーズ」では知り合いのガイドが3人もいた。
お盆時期で皆忙しいようだが、前は「ローミーズ」に行っていたガイドも、こちらに乗り換えている人が多いようだ。
やはり「マッキーズ」の方がテキパキしてるし、商売が上手い。
それになんと言っても「ココナッツ・シュリンプ」は食べやすくて飽きが来ない。
食後にノースショアMPで休憩した後、エコとイェミの教会の前を通って、ワイアルアのシュガーミル跡地を回り、モクレイアに向かう。
椰子の木畑やディリンハム牧場の説明をして、ディリンハム飛行場に入っていく。
セットの保管場所を覗いて、管制塔近くから滑走路を見る。

そして墜落現場のモクレイアビーチ。

カフク岬側を見ると普段と変わらないが、カエナ岬は流れてきた煙で濁っていた。

カエナ岬の行き止まりまで行って、アザーズの居住区を見た後は、ワイアルアの藪火事が気になった。

これは誰が見ても大分ヤバイ。

藪火事と言うより、もはや山火事。
一応消防署のヘリコプターが飛んで消火活動をしていたが、折からの強風にあおられて焼け石に水といった感じ。
ハレイワでも草の焼ける匂いがしたが、リーワードサイドは大変だと思う。
帰りのフリーウェイでは、やはり西に向かうレーンが酷く混雑していた。