この日はメモリアルデーの休日で閉まっている店も多かったが、ここは通常の営業をしていた。
ここでも日本人は我々だけのようだったが、現れたやや高齢の白人のウェイトレスは「私の昔の彼氏が日系人で、ホノルルに住む彼の日本人のお母さんに色々と教わった」と言って、思い出しながら日本語を話してくれた。
バナナやパイナップルの入ったパンケーキが美味しかった。
屋根付きのラナイ席で食べていると外でシャワーが降り始めたのが見えたが、これは程なく止んだ。
今日はワイメアに行ってトレッキングもしようと思っていたので、ちょっと心配だった。
しかし車を島の南に走らせると雨は無くなり、すっかり晴れ渡ってきた。
途中ハナペペの町でボトルウォーターを買って、シュガーケインの畑を見ながらワイメアに向かう。
ワイメア・キャニオン・ロードを右に曲がって山道を走る。
しばらくすると出てきたのが「ワイメア・キャニオン展望台」
太平洋のグランドキャニオンと呼ばれるこの渓谷は、自然の力と時の流れを感じるに十分な場所である。
カウアイ島を訪れる人は是非ここは外さないで欲しい。
今でも渓谷を削り続ける滝も遠くに見える。
さらに山奥に入っていくと次は「プウ・ヒナヒナ展望台」。
ここからは先ほどとは違った角度でワイメアキャニオンが望める。
さらに西側の展望台からはニイハウ島が見える。
さらに先に進み、コケエ州立公園を過ぎて次が「カララウ展望台」。
すぐ近くには米軍の施設もあった。
相変わらずどこに行ってもニワトリはいたが、州鳥ネネは見かけなかった。
でもこのサインは可愛い。
この展望台からは、カウアイ島北西部のナパリ・コーストが見下ろせる。
断崖絶壁が続き、陸路では近づけない海岸線を、雲と同じ高さから見下ろす。
アジサイの咲くパーキングから、
さらに少し先に行くと行き止まりで、ここに車を止めていよいよトレッキング。
靴に履き替えて、赤土むき出しのトレイルに入っていくと、ウルへの茂る中にサインが出てきた。
我々は1マイルのピヘア・ヴィスタ・トレイルを歩いた。
基本的に足元は赤土で、両側にウルへ(下を向いている三又のシダ)が茂っている。
トレイルは所々大分侵食されてガタガタ。
木陰は多い。
尾根を進むコースなのだが、ナパリ・コーストから吹き上げてくる風は崖を離れるとあまり感じなかった。
しかししばしばトレイルが西側の崖に近づくと、息を呑むような景色と冷たくて爽やかな風を感じることが出来た。
そして両側には時々赤い花を付けた木が目立つ。
オヒアレフアの木が生えていて、真っ赤な花が我々の眼を楽しませてくれた。
雨が降ると足場が悪くなるのか、こんなボードウォークが続いている場所もあった。
最後は岩や木に掴まりながらアタックする。
だが頂上は雲の中で景色はほとんど見えず・・・。
少し降りた所で、「オフアレフアとナパリコースト」。
続く。



