朝から今日もピーカンだった。
しかしトレードが弱くて暑くなりそうな予感。
そんな中ご家族をCI-コンボにご案内した。
週末の雨で散ったレインボーシャワーの花びらが、カピオラニ公園沿いのカラカウア・アヴェニューの脇に溜まっている。
ダイアモンドヘッド・ロード沿いには、強い日差しの中、ジョギングをする人が目立ったが、今度の週末にはトライアスロンの大会があるので、それに参加する人なのかもしれない。
沖の波は2〜3フィート。
カハラを抜けてカラニアナオレ・ハイウェイに出る。
ハナウマ湾を過ぎると水平線にモロカイ、ラナイ、マウイ、ハワイの4島がうっすらと見えた。
サンディービーチには3〜4フィートのショアブレイクが、豪快に崩れていた。

ハワイカイ・ゴルフコースの入り口を過ぎて、マカプウ・ヘッドの横を通ると、とうとうパーキングがオープンしていた。
マカプウトレイルだけでなく、ルックアウトのパーキングにも車が入っていた。
ウィンドワード・サイドもよく晴れ渡り、コオラウ山脈の上にも雲は無かった。
ワイマナロに入り、ベロウズビーチには高校生くらいのグループと、小学生ぐらいのグループがサマースクールで来ていたが、ちょうど均したばかりのビーチはとても綺麗だった。

まさにエメラルドグリーンに輝く海も美しかった。

「SUMOコネクション」に行くと、アンティー・ジャンも「今日は物凄くイイ天気だけど、風が無くて暑いわね〜」と言っていたが、お客さんによると、「今の日本に比べたら、遥かにマシ」との事だった。
今日はあちこちで椰子の木の剪定や、剪定した枝などの粉砕作業を見かけたが、その度に道路が片側ふさがれて、しばらく停車を余儀なくされる事があった。
そんな時は車内も少し暑くなったが、動き出して全開の車の窓から吹き込む風を浴びている限り、気持ちは良い。
オロマナではちょうど満開のレインボーシャワーが目立った。
カネオヘを抜けて、マイナバードの集団が鳴き交うクアロアパークに到着すると、少し風が出てきた。

ここの椰子の木も剪定が終わったばかりのようで、木の根元には落ちた花や小さな実がたくさん転がっていた。
相変わらず雲のほとんど無い天気が続き、カーアヴァからハウウラの海は見事な色を出していた。
ライエ、カフクを過ぎて、ノースショアに回っても、ピーカン状態は続き、サンセットビーチは観光客で賑わっていた。
波はほとんどなく、フラット〜1フットの状態だったが、暑さから身体を冷やそうと、数名のサーファーがポイント付近に浮かんでいた。
ワイメアベイもローカルで大賑わい。
飛び込み岩の上も、「飛び込み禁止」の看板が虚しいくらいごった返していた。
ハレイワに入る頃から少し北西よりの風が出てきた。
プレートランチの仕入れに「L&Lドライブイン」に行くと、空調がダウンしていた。
あまりの暑さのために、朝から全開で回していた為らしい。
風を浴びながらのピクニックランチの後、ドール・プランテーションへ。
いつもは寒すぎると感じる店内も、今日は心地が良く、真珠売りのステファニーも上機嫌だった。
ハレイワに戻って、街の説明をして、ハレイワビーチの前で解散。
カヌーが一艘、出て行くところだった。

ノースショアMPで休憩していると、「パタゴニア」のマサが出てきて「今日は暇だ」と言っていた。
「ポリトレ」のギセラも「スロー」と言っていた。
ハレイワは今週末に「アートフェスティバル」があるので、それまでは人の出足が悪いらしい。
お客さんが戻ってきて、ラニアケアビーチに行くと、今日もちゃんとウミガメが1頭甲羅干しをしていた。
陽は西に大分傾いていたが、それでもまだ暑さが残っていて、サンセットビーチに移動の後、お客さんのお子さんたちが水着に着替えてしばらく水遊びをした。
沖の波は時より2〜3フィートまで上がっていて、ポイントに向かうサーファーもいた。
一日中ピーカンだったのだが、水平線に少し雲が出てきて、夕陽がにじんできた。

今日も日没の瞬間は太陽が顔を出してくれた。

レストラン以外はすっかり店の閉まったハレイワタウンを抜けて、帰りのフリーウェイはとてもスムーズで、夜景も綺麗だった。