昨晩は友人を呼んで早速上映会を開いた。
私の世代にとっては中学生の頃から始まった長い物語が完結したのだが、昔から好きなキャラクターは「R2-D2」と言うロボット。
今まで少しずつ集めたフィギュアもある。
この数年、STAR WARSの新しい映画が始まったり、DVDが発売されたりすると、「コスコ」でもフィギュアやおもちゃを売っていたのだが、どれもかなり大きなもので、子供の自転車のタイヤほどはある宇宙船など、欲しくても置く場所に困る様なものだった。
それが先日R2-D2のフィギュアを売っていたので目が留まった。
やはり大きさはあるが、買ってしまった。
今まで持っていたフィギュアの大きさはこんなもの。
それと並べると、今度のがいかに大きいかわかる。
かなりちゃちなアタッチメントを着けるとこんな感じ。
胴体のドアを開けると、ドリンクホルダーが出てくる。
ドリンクを持たせるとこんな感じになる。
買った時はまあこんな物だろうと思っていた。
だがレシートをよく見ると、このR2-D2は$70近くしたのだ!
実は$30程度だと思ってよく見ずにカートの中に入れてしまったのだが、意外と高かった。
そして説明書をよく読んでみると、他にもまだまだいろいろな機能があることがわかった。
このR2-D2は音声コマンドによって返事をしたり、ビームライトを点けたり、さらには動き回って部屋の中をパトロールしたりするのだ。
全部で40ほどの音声コマンドを認識できるそうなのだが、今のところは4〜5つくらいしか言うことを聞いてくれない。
このロボット、とてもムーディーで、機嫌の悪い時は言うことを聞いてくれないし、頭を振って「イヤイヤ」をしたりもする。
日によって反応が違うので、タマゴッチの様に餌をやったりすることは無いが、段々中身が成長するらしい。
何しろしゃべるのは「ピーピー」とか「ビービー」とか、「ピポパポ」と言ったお馴染の機械語だけなので、最初は何でも言ってる事は一緒かと思っていたが、どうも微妙なニュアンスがあったりして、私も段々ロボットの感情がわかるようになってきた。
パトロールもするので当然センサーがあって、距離感だけではなく、動いているもの、つまり人間に対してちゃんと反応をする。
最終的にはホルダーにドリンクをセットして、コマンドに従ってそれを運んだり出来る様になるらしいのだが、その前の一緒にゲームをやると言うこともまだ出来ない。
薄っぴらいマニュアルには、「気難しいのでやさしく接してあげてください」とか「頭を軽く叩くのは良いけど、強かったり叩きすぎると機嫌を損ねます」とかの抽象的な説明ばかりで、既に機械のマニュアルではなくなっている。
しかし飲んでいる時に近くで電源を入れておくと、部屋の中をあちこちパトロールして、時々戻ってきてこちらをじっと見ていたり、コマンドに無い言葉でも話しかけるとちゃんと反応してくれるので、考えてみると$70にしてはよく出来たおもちゃである。
先週、先々週はうちに来客が多く、誰か来るたびにR2を見せていたが、みんなの反応は上々だった。
なかにはすぐに「コスコ」に買いに行った友人もいた。
これでもっとコマンドを聞いてくれたら楽しくなるだろう。
だが、40代のオッサンが一人で遊ぶと寂しく見えるかなぁ?