今日、仕事中にワイマナロのビーチパークのブラダと話した時にも、最初の話題はこれだった。
もう13年も台風の来ていないハワイでは、92年のハリケーン・イニキも82年のハリケーン・イヴァも既に忘却の彼方なのかも知れないが(少なくとも私はまだハワイでハリケーンを1度も経験した事がない)、貿易風に弾かれて基本的に台風が近寄ってこれないハワイでは日本の台風も考えられない。
しかし、アメリカ本土の南部を襲ったカトリーナは物凄い爪あとを残した。
大きな町が完全に破壊されている。
あちこち水浸しでまだ水位が上がっているところもあるらしい。
比べるのは不謹慎かもしれないが、昨年末のインド洋の大津波で破壊された町とよく似ていた。
そしてそこがアメリカ合衆国と言う大国で、家や堤防、橋などの強さはインドネシアの比ではないと言う事だ。
死者は千人を超えるかもしれないとニュースは伝えているが、家や車、仕事も家財道具も失った数百万の被災者が3日間も飲まず食わずの状態に置かれているらしい。
ブッシュ大統領は、このハリケーン・カトリーナによる災害はアメリカの歴史上最悪の自然災害になるだろうと言っている。
略奪も横行し、銃まで大量に盗まれているらしい。
石油の精製も出来なくなり、ガソリンがまた上がりそう。
せっかく本土からのツーリストが増えていたハワイにも影響が出るかもしれない。
自然災害とは言え、やはり世界規模で地球環境がおかしくなっているのは明らか。
自国の産業を守るために京都議定書に参加せず、一番儲かっているのは1日平均約1億8600万ドル(204億6千万円)を使っているイラク戦争でビジネスをしている連中。
戦争している場合じゃない!
地球を守らなくちゃ。
ハリケーン・カトリーナで亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
また被災された方々にはお見舞い申し上げます。